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NEC NECソフトウェア中部
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ホーム > 事例紹介 > ソリューション事例 > ソリューション事例 No.01~No.05 > 財務会計ソリューション
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財務会計ソリューション

SAP R/3導入プロジェクトは、NECソフトウェア中部との共同プロジェクトにより、NECグループ体制で導入を実現しました。

NECリース株式会社

NECリース株式会社

本社所在地:東京都港区芝五丁目29番11号(NEC住生ビル)

創業:昭和53年11月30日
代表取締役社長:山本 武彦
資本金:払込資本金 8億円

事業内容:総合リース業、情報処理機器、通信機器、事務用機器、産業用機械設備、その他各種機器・設備のリース、割賦およびファクタリング、融資、集金代行業務等

はじめに

メーカー系リース会社の強みを活かして、さらなる飛躍を。

 回復基調にあるとはいえ、まだまだ厳しい経済状況が続いています。リース業界も例外ではありません。NECリースは、メーカー系のリース会社では規模・実力共にトップの位置にありますが、これからも勝ち残り、更に成長していくためには、我々はメーカー系リース会社であるという特長と強みをフルに活かしていく差別化戦略が必要があると考えています。
 例えば、ハードやソフトなどのシステムと共に、ファイナンスをセットでアレンジすること、いわゆるベンダーフアイナンスによりお客様にトータルソリューションとしてご提供できることが、当社の強みのひとつです。
 また、近年特に力を入れている分野に「環境経営」への取り組みがあります。リース期間が満了した、あるいは途中で使わなくなった機器やシステムを、メーカーとNECリースが一体となって、回収率を高め、3R(リデユース、リユース、リサイクル)等、法律に基づいて正しく処理し、顧客の環境面でのご負担を軽減すること、これなどもメーカー系リース会社である当社だからこそ信頼をいただき、安心してお任せいただけるのです。
 最近では、機器を回収する際にハードのなかにはいっているソフトやデータを完全に消去するというサービスも併せて提供しており、当社のサービスの重要なポイントになっています。
 この他にも多数の販売会社とのWEBネットワークによりリース申し込み、与信情報等をスピーデイに交換しビジネスをサポートしていくなど、他社ではできない、NECリースだけの強みを意識して、それをさらに強めていくことが、競争力を高めることになると思います。

勝ち残り戦略の一環としての会計システム。

 特に強調したいのはリース会社経営にとって、我々が保有する膨大な顧客情報、金融サービスデータが唯一の財産であります。また、顧客に提供するすべてのサービスは、事業活動をサポートし、バックアップしていく、社内システムの信頼性、柔軟性とスピードに依存しております。今回SAP R/3を導入した狙いもここにあります。
 激しく変化する社会情勢やビジネス環境に対応するためには、素早い経営判断が必要です。そのためには現状のビジネスの評価を、スピーディかつ的確に行なえる会計システムの存在が不可欠です。また、経理部門は縁の下の力持ち的な存在から脱却して、会計データや分析結果を基に、こういう傾向があるからこうした方がいいのではないかという経営判断情報を提供する積極的なポジションにあるべきだと思います。SAP R/3はそのためにも大いに役立ってくれるものと期待しています。

問題点を共有することで、満足のできるシステムを構築。

 最近では企業責任としてのディスクローズのニーズが益々高まっております。経営判断、経営改革のための情報だけではなく、格付機関、株主、投資家に、当社の現況や成果、将来の成長の可能性などを、具体的に数字で見せていく必要があります。また、国際会計基準に対応していくというような外的な問題もあります。会計システムにはこれらの問題に臨機応変に対応できる、高い柔軟性が求められます。SAP R/3はその面でも確かに応えてくれる、ポテンシャルの高いシステムだと思います。

信頼性とNECグループとしてのトータルソリューションが選択のポイント。

新しい会計システムを導入することになった理由をお聞かせください。

 大きく分けて3点あります。・財務会計の充実:賃貸借(オペレーティング)方式と金融(ファイナンス)方式の両会計基準での決算の実現 ・管理会計の強化:会計伝票の明細管理によるセグメント別分析 ・決算日程の短縮:ワークフローの導入による運用効率化です。これらを実現するために、新しい会計システムが必要になりました。

何故プライムパートナーにNECソフトウェア中部をお選びになったのですか。

 導入検討段階で数社の導入事例をヒヤリングしてみると、コンサルファームなどにプライムパートナーをお願いするケースと、自社の情報システム部門で学習しながら導入するケースがありました。導入後の運用を考慮して後者を選択することにしましたが、情報システム部門は多くの案件を抱えていたため、過去からの実績による信頼関係と、コンサルファームだと導入コストが膨らむことなどを懸念して、NECソフトウェア中部にプロジェクトをお任せすることにしました。もちろん、NECグループとしてハードウェアやネットワークも含めた、トータルソリューションをご提供いただけることや、提案から導入、運用保守までの全ての面でサポートしていただけることも、重要なポイントでした。また、多くの業種でシステムを構築された経験とノウハウを持っており、レガシー(営業)システムとリンクしたシステムを構築できることも大きな魅力でした。

SAP R/3を採用したのは何故ですか。

 NECソフトウェア中部は、経理部、財務部などのユーザ部門を対象として、現行会計システムの課題や新会計システムへの要件について詳細なヒヤリングを行なってくださいました。それと並行して、現行会計システムの調査と財務会計、リース会計知識を修得したうえで、外部コンサルタントを活用してERPパッケージの最新状況を調査し、SAP R/3を含む3社のERPパッケージの詳細比較と、デモまで実施していただきました。その結果、当社の要件に最も合うのがSAP R/3だったのです。

賃貸借・金融両会計基準の概要

高品質を維持するために、アドオンは必要最小限に留める。

SAP R/3導入にあたって注意された点はありますか。

 特に気をつけたのが、パッケージ機能を尊重して、どうしても他に方法がない場合以外アドオンはしないということです。ERPパッケージは、オーダーメイドで構築したシステムに比べると高品質なシステムが構築できます。NECソフトウェア中部にも指摘されたのですが、一般的に不具合の多くは標準機能で実現できない部分をアドオンした箇所に造りこまれることが多いものです。つまりアドオンを最小化することは、高品質を維持することに繋がります。そこで、経理部とNECソフトウェア中部が一体となって、本当に必要なアドオンであるのかを吟味し、●SAP R/3に準備されている機能(ユーザEXIT、取引イベント、CMOD/SMOD、項目EXIT、拡張機能など)を最大限利用することでさまざまな機能を実現する。●レポートもペインタ機能を最大限利用し、極力アドオンはしない。●アドオンする場合は全体的に汎用的な作りを意識して実装する。●モディフィケーションは、バージョンアップ時の負担を考慮し、一切行なわない。という方針をたてて導入しました。

新会計システム導入の目的は達成されましたか。

 おかげさまで十分満足できるものとなりました。2つの会計基準(賃貸借、金融)での決算の実現方法については、経理部とNECソフトウェア中部でかなり激しい議論となりましたが、その結果最善の方式を選択できたと思います。ワークフローの導入は、部門間、複数人に渡り、取引によって変わる複雑な承認ルートに対する要件を、見事にクリアできました。SAP R/3のワークフロー機能を採用することで、複数部門に渡る多段階の伝票承認業務を効率化することができたのです。大きな問題となったのは、レガシーシステムからリンクされる大量データを、いかに短時間に会計システムに取り込むことができるかでした。これは、複数アプリケーションサーバ、マルチプロセッサ処理、伝票分割、財務会計と管理会計への別インタフェースなどにより、短時間での処理を可能にすることができました。経営情報(管理会計)レポートに対する要件も複雑でしたが、設計段階で経理部とNECソフトウェア中部でレビューを繰り返し、さらにプロトタイプを重ねることによって、高品質のレポーティングを実現できました。

3ランドスケープでトラブルを未然に防止。

導入後のトラブルなどはありましたか。

 トラブルといえるほど重大なものは、ほとんどありませんでした。SAP R/3では、品質保証のため「開発環境」、「テスト環境」、「本稼動環境」をそれぞれ別インスタンスにて構成することを推奨しているので、今回のプロジェクトも3ランドスケープを採用しました。モジュールの修正やパラメータ変更等、システムに変更を加える場合は、開発環境、テスト環境にて動作確認を行った後、本稼動環境へ反映する構成としたのがよかったのでしょう。また、経営情報の比較のため、過去1年間の明細の移行を実施したのですが、従来の会計システムでは明細を集約した数値で計上していたため、数ヶ月かけて大量の営業データから明細を作成する必要がありました。これが実際は、SAP R/3で過去1年間分を運用したことと同じになり、本稼動後のトラブルを未然に防ぐことにも繋がりました。過去の明細データの移行は手間と時間がかかる大変な作業でしたが、NECソフトウェア中部には常に熱意を持って取り組んでいただきました。

ゼロからのスタートでも必ずやり遂げる熱意とパワー。

NECソフトウェア中部の技術力やスキルはいかがでしたか。

 正直にいって、当初はかなり不安でした。NECソフトウェア中部もSAP R/3に取り組むのは初めてということでしたし、会計に関する知識もあまりないようでしたから。ところが、その対応力やポテンシャルには驚くべきものがありました。SAP R/3はカスタマイズの幅が広すぎてマニュアル化できないパッケージなので、プロジェクト発足当初は、何が正しいのかも分からず、どうすれば良いのか右往左往する場面もあったようです。ところがかえってファイトを燃やして、プロジェクトメンバーが自問自答を繰り返しながら、SAP社およびSAPパートナー会社の協力を得るなどして、技術レベルを高めていったと聞きました。会計知識の面でも高いレベルまで修得し、それを応用したコンサルティングスキルについても、評価できるものでした。
 このように、何も経験のないところからスタートしてもやり遂げることができる、チャレンジ精神のDNAがNECソフトウェア中部にはあると思います。

ワークフローによる伝票処理業務の効率化

お問い合わせ先

NECソフトウェア中部
第三システム事業部
〒470-0111 愛知県日進市米野木町南山500-20

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